吉野彰さん やっとノーベル賞!毎年みんなが集まっても「受賞ならずの会」になってたが、今年は違った

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   ノーベル化学賞に選ばれた旭化成・名誉フェローの吉野彰さんは、きのう夜(2019年10月)は「ホテルのミニバーのお酒を飲んで寝ました。朝起きて、朝刊を見て、受賞したことを実感できました」と、「モーニングショー 」の「インタビューに話し始めた。

   高木美保(タレント)が頭の柔らかさの保ち方について質問すると、「わかりやすい言葉でいえば、ノーテンキ。一生懸命頑張る執着心も大事ですが、それだけではメゲることもあるでしょう。困難に出合っても、"何とかなる"という柔らかさも必要です」と笑顔で答えた。

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)が日本では基礎研究の環境が悪くなっていることについて聞くと、「基礎研究はそんなにお金がかかるものではないが、10個に1個当たればいいものなので、90%が無駄になります。無駄をなくそうとすると、ゼロになってしまう。無駄かもと思っても地道に続けることが大切」と話した。

自分へのご褒美は「きのうで十分」

   司会の羽鳥慎一が聞いたのは自分へのご褒美について。吉野さんは笑いながら「もう、きのうで十分です」。集まった多数の関係者から祝福を受けて、もう十分だというのだ。吉野さんのノーベル賞受賞の期待が高まってからは、毎年、イベントのように多くの人がこの日に集まり、「受賞ならず」の会になっていたが、それを楽しんできたからだ。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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