「表現の不自由展・その後」不自由な再開!抽選で60人、手荷物預けて金属探知機、撮影NG・・・

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   愛知県の芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」がきのう8日(2019年10月)、2カ月ぶりに再開された。元従軍慰安婦像の展示などへの抗議や脅しが殺到し、開催3日で中止されていたが、再開も「波乱の展開でした」と司会の国山ハセンが伝えた。

   この日は午後2時の開場となっていたが、午前10時ごろには抗議の人たちが周辺につめかけ、名古屋市の河村たかし市長も「とんでもない」と中止を訴えてすわり込んだ。

   鑑賞を求める人たちは1300人以上が列を作り、再開初日は入場者を抽選で30人ずつ2回の60人に限定。手荷物をあずけ、金属探知機の検査を受けて入り、場内の写真撮影やSNSへの掲載は禁止された。入場した男性は「鑑賞して、考えさせられてよかった」と話した。

芸術監督の津田大介「会場警備の都合で・・・」

   河村市長は「表現の自由という暴力だ」と語り、大村秀章県知事はツイッターで「誹謗中傷を美術館の敷地内ですることに厳重に抗議する」と反論した。

   トリエンナーレ芸術監督のジャーナリスト、津田大介氏は「会場警備の都合で、管理上こうなりました。入場人数を少しずつふやそうと運用しています」と説明した。

   その津田氏に「グッとラック!」の放送中、キャスターの立川志らくが「私は昭和天皇の肖像を踏みつけるのが芸術とは思わない」と展示反対をぶつけ、津田さんが「自分が不快に感じることでも、表現の自由は認めなければいけません」と反論する場面もあった。

   国山「残りの期間1週間。つづけるのは間違いないですよね」

   津田氏「106ある展示のうちの一つで、他の企画も観てほしいです」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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