きょう7日(2019年10月)のあさイチは「家電の買い物術」特集ということで、田村直之アナが「家電を安く買いたいというお悩みを解決します」と切り出した。
量販店でお得に家電を買うには「値切り」が付き物だが、上手くできないという人も多いだろう。値切りの4つのポイントを、家電流通ジャーナリストの近藤克己さんが教えた。
1つ目は「近日中に買う意思を示す」。買う意思があれば、店員が本気で相談に応じてくれる。
2つ目は「名刺に価格を相談した証拠を残す」。店員に名刺をもらい、商品名と相談した価格を書き残してもらう。次に店に行った時に店員がいなくても続きの交渉がしやすくなり、他店との相談の際にも希望の価格を提示しやすくなる。
3つ目は「雨の日を狙う」。客が少なく、店員も値下げしてでも商品を多く売りたいと思っている。
そして4つ目が「日曜の夜を狙う」。店側はその週の売上目標達成のため、1円でも多く売りたいと思っているので、値切りしやすいという。
新製品の発売直前に旧モデルを買うべし
安く家電を買うには、新製品の発売時期を頭に入れておくのも重要だ。家電コーディネーターの戸井田(といだ)園子さんによると、多くの国内メーカーで冷蔵庫とドラム式の洗濯機を9月~11月、縦型の洗濯機を4月~5月、テレビを5月~6月と10月~11月、炊飯器を5月中旬~8月に発売する。
戸井田さん「夏になると汗をかくので、じゃぶじゃぶ洗いたくなるということで、たくさんの水で洗う縦型が人気になるため4~5月に発売されます。9~11月は冬に向かって洗濯物が干しにくくなるので、乾燥が得意なドラム式のニーズが高くなります」
新製品の発売時期の前は、前年に出た旧モデルの価格が最も安くなる時期だ。最新モデルにこだわりがなければ、新製品が発売される直前のタイミングを狙って旧モデルを買うとよい。