ラグビーW杯、東京オリンピック・パラリンピックと、海外からの観光客がやってきて、店で一緒になったり、街で道を聞かれたりすることも多くなる。そんな外国人とのコミュニケーションで大いに助けになると期待される「音声翻訳機」だが、どのくらいの実用性があるのか。「スッキリ」が確かめてみた。
スタジオに外国人が現れて、近藤春菜キャスターに英語で「東京スタジアムはどこですか」と聞く。音声翻訳機で春菜が「タクシーで30分」というとちゃんと伝わった。
浅草の「香味屋」で、音声翻訳機だけで外国人に「もんじゃ焼き」が作れるか試みた。イギリス人のマリウスさんチーム(英語)と2人組の男性(ドイツ語)に、店員が翻訳機で話しかけた。「刻みながら炒めます」「丸い円を作ります」「真ん中に穴を開けます」という段取りを図解なしで説明するのだが、ドイツ語チームは土手が破れて、スープが流れ出してしまった。しかし、焼いてしまえば大した違いはなく、両チームとも「美味しいです」と喜んでいた。
店員も「結構伝わりますね」と安心したようで、実効のほどはまずまずというところだった。
5年後には同時通訳も可能に
大畑大介(ラグビー元日本代表)「伝える側がきちっと日本語を伝えないと、変換できないかも。関西弁だったらどうなのかな」
情報キャスターの森圭介アナ「関西弁に対応するものもあります」
司会の加藤浩次「文字が出るから、勉強になるね」
犬山紙子(イラストエッセイスト)「そのうち、しゃべれるようになるんじゃないかと期待しますね」
専門家は「5年後には同時翻訳も可能」という。