漁師の父親から「海の危険や救助方法について教えてもらっていた」
藤島さんは漁師の父親から、幼いころから海の危険や救助方法について教えてもらっていたという。父の誠治さん(44)は「子どもたちがある程度の年になったときに、ちょっと話したことはある。まさかここまでできるとは。誇りに思います」と話した。
助けられた7歳の女の子は、旅行で初めて大島を訪れていた。その後、女の子から藤島さんらに手紙が届いた。「たすけてくれたときいっしょにうみでおよいでくれてすごくたのしかったです」という言葉に驚いたという3人だが、それだけホッとしたということだと理解した。女の子は「お姉ちゃんのように泳いで人を助けられるようになりたい」と水泳を習い始めたそうだ。
近藤春菜キャスター「言葉も無駄がなくて分かりやすくて。頭の良さと冷静さがインタビューで伝わってきますよね」
松田丈志(元競泳選手)「僕でもパニックになると思う。溺れている人を抱えて泳ぐことは、すごく大変ですから。前段階が完璧にできていたから助けられたのだと思いますが、これはスポーツをやっている1つの良さ。(藤島さんは)副キャプテンということで、普段からチームメイトに指示を出しているんだと思う。だからこその連携プレーだと思います」
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト