きのう26日(2019年9月)午前、大阪・伊丹空港の荷物検査でナイフを通過させてしまい、1700人が検査やり直しとなり、4時間遅れ、約8000人の利用客に影響が出るなど大混乱した。
検査場では、航空会社からの委託を受けた警備会社の職員が5人1組でチェックする。男性乗客のカバンのなかにナイフのようなものがあるのをX線検査で発見し、職員が取り出し確認したものの、なぜか返却してしまった。その後、別の職員がナイフの所在を尋ね、返却したことが分かってあわてて全日空に連絡した。
乗客はナイフ持ったまま搭乗・出発
保安検査場を閉鎖したのは2時間後のことで、搭乗待ちの乗客1700人がいて、再検査となった。ところが、ナイフは見つからず、結局、ナイフを持ったままの男性乗客は、再検査が始まる前に搭乗した可能性が高いとなった。
問題は、全日空が男性客が乗ったとみられる便に連絡を入れていなかったことだ。連絡を入れていれば混乱は避けられたかもしれない。
司会の羽鳥慎一「一番先に連絡しないといけないのに、おかしいですよ」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「まず飛行機の離陸を止めないと。2時間半もたってからの再検査は意味がない」
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト