茨城「一家殺傷」近所では空き巣・不審火が頻発!真っ暗で防犯カメラもなし

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   「現場周辺では空き巣や不審火が相次いでいたことが分かりました」とリポーターの阿部祐二が伝えた。茨城県境町で会社員の小林光則さん(48)と妻の美和さん(50)が殺害され、長男(13)と次女(11)が重軽傷を負った事件で、現場の状況が少しずつ明らかになってきた。

   小林さん宅の前は、釣り堀のほかには田畑が広がるだけで、近接の民家は数百メートルも離れたところだ。負傷した長男は「襲ってきたのは1人のようだった。怖かった」といっている。

   阿部が周辺の住民たちに聞く。ある女性は「8年前に越してきた次の日あたりの夜に、裏の家に泥棒が入りました。2、3年前には消防小屋が放火されて」と話す。1、2年前の夜、インターホンを鳴らされたことがあった。このほか、3、4年前にも空き巣で荒らされた家もある。夜は周りが真っ暗になるので防犯カメラの設置を検討していたという。

   小林さん宅には「よく吠える犬がいた。車を止めただけで吠えていた」と話す人もいる。しかし、事件当時は雨が降っていたので気が付かなかったという。

   小林夫婦については、「お父さんは野球のコーチ、お母さんは学校行事にも参加していました。教育熱心な夫婦です。トラブルは思い当たらない」と話す。

のどかに見えるが住人たちは治安に不安

   司会の加藤浩次「阿部さんの取材によると、近隣で空き巣があったようですね」

   阿部「現場に行きますと、のどかな場所と思いますが、周辺のみなさんは、治安に関しては気を付けていたという状況でしたね。近くの釣り堀は有名で遠くから多くの人が訪れているそうです」

   加藤「ただ、空き巣と簡単につなげるのは、ちょっと早い気がしますね。まったく別の事件がたまたま起きたということがよくありますから。犯人像はどうなんでしょうか」

   松田丈志(競泳元日本代表)「ピンポイントでご夫婦を狙っているという印象があります」

   宮崎哲也(評論家)「まだわかりませんが、状況から考えると確信的な殺意を持っていたという風に考えざるを得ないですね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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