千葉県ノロい!ドローンや衛星写真で被害把握急げ
なぜ、停電の復旧時時間がかかっているのか。災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんは「千葉県の被害状況の把握が十分ではなく、東電の情報に頼り過ぎたため、対応が遅くなってしまっている」と話す。東電は東電で「停電の調査が倒木などのために難航し、原因が特定できていない地域がある」と話している。
三浦瑠麗(国際政治学者)「停電しているので東京電力に注目が集まっていますが、たとえば、敷地内の倒木の除去などはオーナーの責任でもあるわけです。さまざまな私有地があって、オーナーも電話がつながらなくて発信できない状況でしょうが、すべて東京電力に頼っていたら危機管理はできない。いい教訓になりました」
デーブ・スペクター(放送プロデューサー)「今はドローンとか衛星写真とかいろいろな方法がありますよね。東京に隣接している千葉なのに、情報がつかめないというのは、信じがたい。アメリカのフロリダ州はハリケーンが多いので、ハリケーンが来ると、停電になる前提で数百社の修理のトラックを近くに配置します。いといと課題がありますね」
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト