<なつぞら>(148話・9月19日木曜放送)
千遥は離婚して任されている料理店も出るという・・・もう戦災孤児であることも隠さず堂々と生きたい

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   なつ(広瀬すず)や兄の咲太郎(岡田将生)は、妹の千遥(清原果耶)が女将をつとめる神楽坂の料理屋に客のふりをして出かけ、その例のつもりなのか、千遥と娘の千夏(粟野咲莉)が再びマコプロダクションを訪ねてきた。

   なつ「この前はありがとう。千遥の生きる強さを感じることができた」

   千遥「私も奥原なつの作品をずっと追いかけてきました。本当に強く生きてきたんですね。ソラを見ていたらわかります。それで、お姉ちゃん、私の相談に乗ってくれる? 私あの店を辞めようと思うの」

   なつは千遥にお姉ちゃんと呼ばれたことを驚いた。千遥たちを家に招いて、話を聞くことにした。

北海道の柴田牧場では剛男が息巻いていた「俺には東京に行く責任がある」

   千遥「私は政治家も通う料亭「杉乃屋」の次男と結婚したのだけど、今は家を出て違う女性と暮らしてるの。夫婦仲はダメなんです、とっくに」

   義父に料理の実力を認められて店を持たせてもらっている千遥は、離婚すれば店も失うし、義母は千遥の娘である千夏を引き取りたいと思っているのだという。

   千遥「戦災孤児だったことや、兄や姉がいることを隠していたけど、これからは堂々と生きるために、夫とは離婚したいと思ってるの」

   なつ「私にできることがあったら、なんでもするから。千遥はずっと家族だよ。千遥はもう我慢しなくていい。堂々と生きていい。これからは一緒に生きよう。千遥」

   この話を兄の咲太郎と幼なじみの佐々岡信哉(工藤阿須加)にした。実は、テレビ局の報道記者である信哉は、政治家の張り込みをしているときに千遥と会っていたのである。千遥に内緒にしてほしいと言われて、黙っていたのだ。

   そのころ、千遥の話を聞いた北海道の柴田家では、柴田剛男お父さん(藤木直人)が叫んだ。「俺は東京に行こうと思う。なにもできんかもしれんけど、(なつだけを連れてきた)俺には責任があると思うんだわ」(NHKあさ8時)

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