15日(2019年9月)に行われた東京五輪代表選考レース「マラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)で3位に終わり代表内定を逃した大迫傑選手(28)が生出演し、勝敗を分けたポイントや今後の思いを語った。
夏休み中の加藤浩次に代わる司会役の山里亮太(お笑い芸人)がまず聞いた。「レースが終わって、どうですか、いま」
大迫「ダメージは残っていますが、また次に頑張らなくてはと思っています」
キャスターの水ト麻美アナがレースについて、「スタート直後の設楽悠太選手(最終14位)が飛び出したときはどう思いましたか」
大迫「予想はしていましたが、焦りはなかったとは否定できませんね」
キャスターの近藤春菜「最後のラストスパートは短距離走でしたね」
大迫「残り600メートルくらいでスパート出来ればと思っていましたが、足が残っていませんでした」
残り1枠を座して待つか、再挑戦するか?
山里「途中、脇腹を押さえていましたが」
大迫「あれはよく起こるので、起きる前に対処していたんです」
水ト「優勝した中村匠吾、2位の服部勇馬の2人の選手はどうでしたか」
大迫「2人とも冷静でした。僕よりもレースをよく見ていたと思います」
水ト「今後について気になるのですが」
今回のレースで中村、服部選手が内定した。あと1枠残っている。MGCファイナルチャレンジとして、今年(2019年)12月の福岡国際マラソン、2020年3月の東京マラソン、びわ湖毎日マラソンで2時間05分49秒以内(大迫選手の日本記録を上回る)を出せば3人目になる。記録を突破する人がいなければ、MGCで3位だった大迫が内定する。大迫選手は今後、自分の記録にチャレンジするのか、誰も出ないと踏んで1年間を過ごすか?
大迫「難しい問題で、まだ決まっていません」
山里「過去の記録をみますと、福岡国際、東京、びわ湖毎日のうちでは東京マラソンは記録が出せやすいようですね」
大迫「そうですね。気象条件もいい日が多いし、世界のトップ選手も出るので、それについていけばいい記録が出るのでは」
高橋真麻(フリーアナウンサー)「もし、待つという選択をしたら、東京マラソンの日は雨降れ、雨降れという気持ちになりますよね」
大迫「てるてる坊主を逆にしますか」
そういって、笑顔を見せたが、大迫の闘いは、まだまだ続く。