<なつぞら>(第136話・9月5日木曜放送)
幼なじみの天陽は菓子店「雪月」にもあるものを残して逝った・・・なつをモデルにした包装紙だ

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   なつ(広瀬すず)と娘の優(増田光桜)は、帯広の菓子店「雪月」を訪れた。店では役者をあきらめ、いまは跡取りの菓子職人となっている小畑雪次郎(山田裕貴)と妻の夕見子(福地桃子)に再会した。

   優が菓子を食べていると、雪次郎の母親の妙子(仙道敦子)、祖母のとよ(高畑淳子)もやってきた。相変わらず賑やかなおばあちゃんたちだった。

   妙子「なっちゃんが笑ってて、良かった」

   幼なじみの山田天陽が亡くなり、落ち込んでいるのではないかと心配しているのだ。 夕見子「お義母さんがそういうこというと、無理して笑っているのがバレるじゃないですか」

   なつ「ユミ、無理してないから。天陽くんは、ちゃんといたから。今も変わらず」 雪次郎「俺もそうなんだよ。あいつがいなくなったとは思えないよ。あいつは、十勝の空気みたない奴だから」

   雪次郎の父親の雪之助(安田顕)が段ボールを抱えて入ってきた。「なっちゃんに見せたかったんだわ」という。

   段ボールには天陽が描いた包装紙があった。そこには牛たちの中にいる一人の少女が描かれていた。それがなつだとすぐにわかった。なつは泣きながら包装紙を抱きしめる。

「大草原の小さな家」は私がやりたい・・・背中を押したのは娘の優だった

   その晩、なつは「大草原の小さな家」を優に読んでやった。そして、机に向かい登場人物の絵を描く。翌朝、優はなつが描いた絵を見て「これを見たい」と言う。

   なつ「優は、これみたいの?」

   優の言葉になつは心が動き、すぐに夫の坂場一久(中川大志)に電話をした。「まだ、『大草原の小さな家』の企画は動き出してない?」

   坂場「君とやりたいから、まだ動いてないよ」

   なつは強く言った。「私にやらせてほしい」

   (NHK総合あさ8時)

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