<なつぞら>(第134話・9月3日火曜放送)
幼なじみの天陽は最期に馬の絵を完成させてあの世に・・・里帰りしたなつはひたすらさみしかった

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   なつ(広瀬すず)がアニメーターとして悩みを抱えている頃、北海道十勝では、幼なじみの山田天陽(吉沢亮)が病気の悪化で再入院をしていた。しかし、天陽は病院に無断で家に帰ってしまう。母親のタミ(小林綾子)は、病院にいるはずの天陽が家にいるのを見て驚く。

   タミ「天陽、なにやってるの?」

   天陽「退院が決まったから、描きかけの絵を描こうと思ってさ」

丹精したジャガイモ畑を見に行くと言い残して・・・

   夜を徹して絵を描き続けた天陽は、一晩中寄り添っていた妻の靖枝(大原櫻子)を起こし、「馬の絵」を完成させたことを伝える。そして、「ちょっと、畑を見てくる」とアトリエを出て行った。

   畑で天陽は倒れ、帰らぬ人になった。退院というのは嘘で、最後の力を振り絞って馬の絵を完成させたのだった。

   夏が終わる頃、遅めの夏休みをとったなつ(広瀬すず)は娘の優を連れて十勝にやってきた。久しぶりの里帰りにお母さんの富士子(松嶋菜々子)は温かく迎えるが、もう天陽はいない。(NHK総合あさ8時)

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