好きです韓国!好きです日本!ネットで広がる「ケンカなんてやめようよ」ソウルではあさって日曜に交流まつり

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   日韓関係の悪化で中止に追い込まれるイベントや交流事業が相次いでいる。毎日新聞(2019年8月2日付)によると、7、8月に中止となったイベントは21道県で30件以上にのぼるという。

   「ビビット」のまとめによると、韓国プロ野球チームのサムスンが、沖縄・恩納村で予定していた秋季キャンプの中止を決め、福岡・北九州市の企業と韓国の大学との交流会が中止になった。北海道・旭川市は韓国・水原市との姉妹都市30周年事業を中止した。韓国の昌原市は「国際関係の悪化」を理由に、岐阜・大垣市で開くはずの日韓小学生サッカー交流会を2日前にドタキャン。

   日本側も青森の松風塾高校は40年間以上続いていた韓国への修学旅行を今年は中止にし、鹿児島の城西高校も修学旅行先の選択肢から韓国を外し、関西に変更した。学校は「大韓航空が減便になったため予約がとりづらい」「生徒の安全確保のため」としている。

日中韓合作アニメ映画「マイ・ティラノ」公開!音楽担当の坂本龍一「4年かけて力を合わせた意味がある」

   一方で、ヒステリックに反応しないようにしようという呼びかけも、両国で広がっている。「#好きです韓国」で調べると、「国の問題に個人の友情は関係ない」「令和の若者は互いの文化に親しんでいる」などのメッセージがあり、「#好きです日本」で調べると、「日本はいつでも行きたい。みんなやさしいよ~」「国民たちは嫌いにならないで。一緒に手を取ろう」という韓国からのメッセージが投稿されている。

   14日(2019年8月)には、愛知・豊橋市で日韓合同バレエコンサートが開かれ、両国のバレエ教室の生徒たちが同じ舞台に立った。主催した豊橋市の担当者は「日韓関係が厳しい今こそ、文化交流が大切」と話す。

   韓国では、日中韓合作アニメ映画「マイ・ティラノ」が14日から公開されている。異なる恐竜が理解しあって友だちになるストーリーで、音楽を担当した坂本龍一氏は「4年かけて日中韓が力を合わせたことは意味がある」とコメントしている。

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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