裏目に出た「進・クリ」電撃公表!出し抜かれた週刊誌は『知られたくない過去』これでもかと暴露

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   小泉進次郎と滝川クリステルの「デキ婚」を撃て! 週刊誌の合併号休み、夕刊紙の締め切りを過ぎた間隙をついて、官邸前で政治部記者に結婚を発表した"進・クリ"に、週刊誌が怒った。

   週刊文春は「進次郎が捨てた『女子アナ彼女』」ときた。滝川も恋多き女として知られる。元ラグビー日本代表の天野義久、サッカーの中田英寿、元サッカー日本代表監督の通訳氏、松井秀喜とも「お見合い」をしたというし、小澤征悦とは結婚確実といわれていた。

   進次郎も恋の数では負けていないようだ。冒頭、2人の結婚発表をテレビで見ていた日本テレビ女子社員が、こう叫ぶところから始まる。「ええっ! 進次郎さんはあの子と付き合っていたはずなのに」

   父親の私設秘書をしていた頃には、地元の横須賀でバーを営む女性。2015年4月には、フライデーがヘアメイクアーティストと交際していると報じた。同じ年に週刊文春が、元復興庁職員とホテルで密会していたことを詳細に報じた。同時期に、彼は結婚している女性起業家とも"不倫"をしていたという。しかも、彼女は滝クリと顔見知りだそうだ。

   さらに、キー局の局員が「小泉氏は女子アナが大好き。アナウンサー業界では有名な話です。小泉氏と親しい青年実業家が、青山の高級マンションで小泉氏のための合コンを開き、よく女子アナが訪れていた」と話している。

   有名アスリートと結婚したBアナ、テレビ朝日でスポーツをよく担当していたCアナ、TBSの報道番組に出ていたDアナとも付き合っていて、「女子アナキラー」という異名を持っていたというのである。

   異性関係では甲乙付け難いようだ。菅官房長官のところへ最初に2人で報告に行き、"ついでに"安倍首相にも挨拶したことが話題を呼んでいるが、FLASHによれば、菅は内閣情報調査室を使って結婚の情報を取っていたという。

   文藝春秋で進次郎と対談した菅は、進次郎の入閣を「私はいいと思う」と言及し、反安倍で入閣を拒んできた進次郎を入閣させ、結婚と相まって、内閣改造の目玉にすれば、安倍にも恩が売れると考えたのではないかというのである。

   だが、週刊文春によれば、安倍首相は本音をこう漏らしていると報じている。「入閣はないよ。入閣したら総理候補になっちゃうじゃないか」

   アサヒ芸能は、カリスマ占い師を出して、滝クリは、「絶倫好色のアゲマン」だといわせている。「うけ口の女性はパートナーの愛情をしっかりと受け止める傾向が強い」そうで、「床上手」だから、夫が浮気に走る心配はなさそうだというのだ。当人たちには大きなお世話だろうがね。

   今のところ順風満帆のように見える2人だが、これから「政治家の妻」という大きな試練が待っている。進次郎の母で、純一郎の妻だった佳代子は、わずか4年で離婚している。佳代子は滝クリと同じ青山学院で、やはりデキ婚だった。

   佳代子は女性誌「いきいき」で、「私の嫁いだ先は、3代続く政治家の家で、小泉氏のお母様やお姉様たち、それに弟妹たちもみんな一緒に住んでいました。それも私にとってはいい人生勉強でした。いっぱい涙を流したからこそ、人の痛みのわかる人間になれたと思います」と語っている。彼女が味わった息苦しさが伝わってくるではないか。

   進次郎は選挙に強いから、「私の選挙に妻がバリバリ出ていくことはないと思う」と語っている。ただ、人生いい時ばかりではない。

   週刊文春でノンフィクション・ライターの常井健一が、代議士の妻たちをインタビューしている。衆議院議員・河合克行の妻で、今回の参院選で初当選を果たした河井案里はこう語っている。

   <「政治家の奥さんって、江戸時代みたいな世界ですよ。三歩下がって影を踏まずという感じ。ずだ袋みたいなネズミ色の服を着て、ぺったんこの靴を履く」>

   フランス人の父親を持ち、自立した女性である滝クリが、こうした古めかしい因習の中で耐えていけるのだろうか。

外国人在留資格取得の口利き1件2万円――スマホに録音されてた上野宏史議員あっせん利得疑惑

   週刊文春に、事実なら「あっせん利得罪」に問われること間違いない上野宏史衆院議員の「暴言音声」を公開している。6月19日(2019年)、衆議院第二議員会館9階の一室で、上野と秘書のこんなやりとりがあったという。

   <上野 遊びでやってんじゃないんだよ。
秘書 これあっせん利得になっちゃいますよ、代議士。>

   秘書が上野に忠告しているのである。簡単に記せば、東京都新宿区に本社を構える人材派遣会社「ネオキャリア」は、外国人を派遣するために、彼らの在留資格を取らなくてはいけない。そのために、各地方の法務省外局「出入国在留管理局」へ大量の交付申請を行うのだが、スピーディに多くの交付を受けたいため、某氏を仲介にして上野衆院議員に法務省に口をきいてもらうことを依頼し、上野は1件につき2万円をもらおうとしていたというのである。

   秘書が13件の結果を直接「ネオキャリア」側に教えてしまったため、そのカネがもらえなくなった上野が、「十三件......じゃあ二十六万持ってきてください」と、秘書に詰め寄っているのだ。

   一部始終が秘書のスマホで録音されていた。上野の妻は元参院議員だった上野公成の娘だが、その上野は週刊文春の取材に対してこう答えている。

   <「本当にそういうことをしているんだったら、あっせん利得罪になる」>

   義父も見放した上野宏史衆院議員のキャリアは、開成高校から東京大経済学部、卒業後に通商産業省(当時)に入省し、在職中にハーバード大学大学院に留学しているそうだ。学業優秀でも人間としては失格。よくいるタイプだ。

   週刊現代は、川田龍平参議院議員(43)によるいじめで、秘書たちが辞めていると報じている。川田といえば、薬害エイズ訴訟の原告として実名を公表したのが19歳の時。その後に議員になり、先日の参院選でも比例区で10万票近く集め、3選を果たしている。やや太ったものの、議員としての風格が出てきたと思っていたのだが。

   週刊現代によると、事務所に監視カメラを設置したり、気に入らない秘書はすぐクビにする、参院選で頼んだウグイス嬢はお金を盗ったのではないかという疑いをかけられ、長年彼を支援してきた後援会長も、突然、「事務所に来なくていい」といわれてしまったというのである。事実のほどはわからないが、こうした「噂」が身内から出るだけでも、川田にとってはマイナスだと思う。

   エイズ患者という弱者の立場を代弁するために政界に送り込まれているのだから、たかが十数年で、自分の立ち位置や、支持者のことを忘れてしまったとすれば、それだけの器でしかなかったのだといわざるを得ない。ましてや、妻はジャーナリストの堤未果だから、彼女のマイナスにもなりかねない。

   いい分は双方にあるだろうが、公人なのだから、後ろ指を指される、週刊誌にこのようなことを書かれるようなことは慎むべきである。

芥川賞「むらさきのスカートの女」読んでみて愕然!これがどうして受賞作品なの!?

   文藝春秋9月号に掲載された芥川賞受賞作、今村夏子の「むらさきのスカートの女」を一気に読んだ。読み終わって愕然とした。これがなぜ芥川賞なのだろう。

   黄色いカーディガンの女が、むらさきのスカートの女をストーカーのように執拗に追いかけ、最後には、彼女と入れ替わるようなストーリーである。たしかにストーリーテラーではあるが、表現力は凡庸だし、この小説で今村は何をいいたいのかがさっぱりわからない。選考委員たちには概ね好評だが、最後の選考になった高樹のぶ子の選評が一番的を射ている。

   <「むらさきのスカートの女」は、新進作家らしからぬトリッキーな小説で、語り手と語られる女が、重なったり離れたりしながら、最後には語られる女が消えて、その席に語り手が座っている。(中略)不確かさを不確かなまま書き置くことが出来るのが女性の強みだが、裏に必死な切実さが感じられなければ、ただの無責任な奔流になる>

   語り手と語られる相手が最後に入れ替わる。安手のミステリーにはよくある。古市憲寿の作品はボロクソにけなしている。今村の凡庸な表現力にも、もっと批判があっていい。

香港で天安門事件と同じことが起きる!習近平が狙う10月1日国慶節までに武力鎮圧

   香港が危機一髪である。習近平は香港政府の弱腰にしびれを切らし、深?に大規模な武装警察部隊(武警)を集結させた。ニューズウイーク日本版は、武警は人民解放軍とは独立した部隊で、中国全土に150万人が展開しているという。これまでも新疆ウイグル地区やチベット自治区で、反体制運動の激しい鎮圧に動員され、ウイグルでは現在も100万人以上の人が強制収容所に拘束されているそうだ。

   さらに武警は、2018年の大規模な軍事再編で、中央軍事委員会直属の独立した部隊になった。ジュード・ブランシェット(米戦略国際問題研究所)は、かなり悲観的なことをいっている。天安門事件と同じことが起きるというのである。理由は、香港制圧は習近平にとって命がけの戦いだからだ。

   「香港の自治拡大や民主化の要求を受け入れれば、領土不可侵の大原則や共産党こそが唯一正統な統治者であるという主張の根拠が揺らぐ」

   それに天安事件の教訓は、「『人民の制圧に戦車と人民解放軍を動員したのは間違いだった』――ではない。当時の最高指導者・鄧小平らは、軍隊を動かしたからこそもっと大きな惨事を回避できたと固く信じていた」

   天安門事件以来2年ほどは国際的に孤立し、経済も悪化したが、「92年頃までには何事もなかったかのように立ち直っていた。その間にソ連は崩壊していた」ではないか。

   中国は10月1日に建国70周年を迎える。それまでに習近平は香港デモを鎮圧したいはずだ。SNSを使って、香港のデモを危険な暴徒扱いするフェイク情報を大量に流し、世論作りを始めている。トランプはどう動くのか、動かないのか。リミットは今月いっぱいと見る。(文中敬称略)

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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