帰省中の子どもに多いこんな事故―「扇風機に手を突っ込む」「階段から落下」「お線香でやけど」

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   「お盆の帰省中に小さな子どもさんの行動にヒヤリとした経験はありませんか」とキャスターの水ト麻美が問い掛ける。子どもの事故を防ぐためのガイドブックができた。「帰省先などの自宅とは異なる住まいでの乳幼児の事故防止ガイド」で、「ヒヤリとした」瞬間の事例を東京都がまとめた。

   保護者3000人を対象にアンケートしたところ、「ヒヤリ・ハットの経験がある」は34・8%、「実際に子どもがケガをした経験がある」は21・4%いた。街で聞いてみると・・・

   「実家には犬が2匹いるので、2歳ぐらいの時、ドッグフードをお菓子と間違えてボリボリ食べてしまいました」(男の子とお父さん)、「扇風機の中に手を突っ込んでしまいました。それで、対策として扇風機にネットを張りました」(女の子とお母さん)。普段はエアコンを使っているため、見慣れない扇風機に興味を持ち、手を入れてしまったという。

普段と違うことに興味津々

   お盆ならではの事故もある。「母が仏壇にお線香をあげようとしていた時に、この子も一緒にあげようとして、お線香の先端を触り、軽いやけどをしてしまいました。お線香をあげるのはいいことだけど、子どもにはちょっと難しかったようです」(女の子とお母さん)

   このほか、ガイドには、自分の家はマンションなので室内には階段がないが、実家は一軒家で階段がある。1人でのぼって、途中から落ちてしまったという例などもある。

   水ト「東京都は、帰省の際は普段以上に注意するようにと呼び掛けています」自分の家と勝手が違う家具や器具があり、好奇心からつい手を出しケガをすることが多いようだ。せっかくの楽しみが事故にならないよう十分注意したい

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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