泥酔して生後11か月の娘を車内置忘れ!炎天下で熱中症死・・・母親を逮捕

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   生後11カ月の長女を車内に放置して死なせたとして、母親が保護責任遺棄致死の疑いで逮捕された。富山市に住む飲食店従業員、野畑寿鶴(すず)容疑者(25)で、「酒に酔って、よく覚えていない」と供述している。

   野畑は2日(2019年8月)午前1時過ぎ、客と飲みに行き、4時半ごろに託児施設に預けている長男(2つ)と長女の心湊(ここみ)ちゃんを引き取り、代行運転の車で5時20分ごろ帰宅したが、長男だけ車から降ろし、心湊ちゃんを置き去りにしたという。それから約4時間たった9時半ごろ、車の中でぐったりしていた心湊ちゃんを発見し、119番したが死亡が確認された。

   野畑は出勤前にも焼き肉店でビールなど飲んでいた。夫は仕事で不在だった。

朝から気温は30度超

   託児施設の職員は野畑について、「子どもへの愛情が深く、子育てへの意識は高い人だった。育児のアドバイスを保育士によく聞いていました」と話している。引き取りの際も、2人を一緒にせず、まず長男、次に心湊ちゃんを抱いて順番に乗せていた。帰宅した時も、長男を先に部屋に連れていき、そのまま眠ったのかもしれない。

   当日午前中の富山市の気温は30度を超えていた。心湊ちゃんは熱中症の可能性が高いとみられている。

   リポーターの中山美香が、東京都内で朝4時半からクーラーを切った車内の温度がどう変わるか、調べてみた。はじめは22度だったが、6時半に28度、7時半には39度、8時半には46度に上った。中山が車内に入ると、「息苦しい状態です。体からジワジワと汗が吹き出してきます」

   司会の加藤浩次「0歳児の場合、35度以上の場所にいると、5分でも危険な状態になるといわれています。お酒に酔っ払ったといっても、言い訳になりません。この時期、1分でも子どもを1人にしてはいけないと肝に銘じなければ」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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