横浜の幼児園で保育士が園児に暴行 スポーツ、野外実習、音楽が売りの園で何があった?

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   幼児らのスポーツ教育をうたった「横浜バディスポーツ幼児園長津田校」の元保育士、坂本信至容疑者(23)が園児に殴るなどの暴行を働いていたとして4日(2019年8月)、逮捕された。

   先月11日(2019年7月)、保護者から「子どもがほほを叩かれたと言っている」と連絡があり、警察が防犯カメラなどをチェックしたところ、坂本容疑者が3歳児の胸ぐらをつかんで床に引き倒してり、4歳児の顔を複数回殴ったりしていた。

「園児が教えたとおりにできず、イラついた」

   坂本容疑者は「園児が教えたことを思うようにできず、焦りがあっていらついた」と供述しているという。

   バディスポーツ幼児園はスポーツだけでなく、野外実習、音楽、コミュニケーションなどの体験を通した幼児教育を売り物に、東京や横浜に数校を展開している。坂本容疑者はスポーツ担当ではなく、保護者の評判も悪くなかったが、別の園にいた数年前から暴行の指摘はあった。

   阿部祐二リポーターが園児の母親に話を聞くと、「(叩かれたのか)かなり赤かったので、異変を感じてすぐ園に電話をかけました」「子どもはいきなり叩かれると言っていました」と話した。

   ただ、園は坂本容疑者にとくに注意したり指導することはなったという。ゲストの榊原郁恵は「言うことを聞かないって、イライラすることもあるでしょう。でも、体罰はどうかなあ。子どもが言うことが、どこまで本当かということもありますし」と、トンチンカンなコメントをする。

   司会の加藤浩次「榊原さんはそういうけど、保育のプロなんですから、そこは叩くのではなく、教えるというのが当たり前だと思いますけどね」

   杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「プロフェッショナルとしてあってはならないこと。園側の対応がもっときちんとしていれば、暴行は防げたかもしれませんよね」

   園側が坂本容疑者を処分したのは、保護者から連絡があった先月に、やっと諭旨解雇にしただけだった。

カズキ

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