「NHKから国民を守る党(N国)」の立花孝志参院議員はきのう30日(2019年7月)、元行政改革担当相で無所属の渡辺喜美議員と新会派「みんなの党」を結成すると発表した。渡辺氏はN国に入党はしないが、新会派の代表を務める。
新会派名について、立花氏は「とにかく名前がいいと思っているので」とわらう。渡辺氏は「私は『みんなの党』の本家本元として、原点に返ってもう一度復活させたい」と胸を張り、N国の旗印であるNHK改革については「正直、深く考えたことはありません」と悪びれずに語った。
ネット上では「NHK見んなの党?」「N国のっとられてるやん」などの声が飛び交った。
政党交付金欲しさ?
N国は「NHKをぶっ壊す」を合言葉に先の参院選で約99万票を獲得し、国政政党となったが、立花氏は当選後は「ワンイシュー(単一争点)でいくには限界がある」として、無所属や除名議員の勧誘を進めている。北方領土をめぐる問題発言の丸山穂高衆院議員が入党を決めているほか、「モーニングショー」の取材によると、無所属の細野豪志衆院議員と松原仁衆院議員にも打診があったが、こちらは断る意向だという。
元村有希子(毎日新聞論説委員)「結局、権力拡大、政党交付金をもらえるという損得勘定じゃないですか。渡辺さんを支持していた有権者は納得できるのかというところが気になります」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「渡辺議員にはむかし取材したこともありますが、残念です。あ~あという感じ。僕はこの流れに関しては嫌悪感しかありません」
文
キャンディ| 似顔絵 池田マコト