相葉雅紀、バイク・ソロツーリングデビュー。人懐こいキャラと人との出会いを第一に行動する相葉が奇跡を何度も呼び寄せる

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   「嵐にしやがれ」(2019年7月27日夜9時~・日本テレビ系) 嵐・相葉雅紀のツーリング企画第10弾。バイカーの聖地、瀬戸内しまなみ海道を単独で旅する。これまで芸能界の諸先輩にバイク乗りとしての教えを乞うてきた相葉。満を持してのソロツーリングデビューで、大人バイカーとしての振る舞いができるか否や。しょっぱなから「大丈夫かな、今日。不安だよ。駆け出しのユーチューバーみたいになりそうで」と心もとない。

   向かうのは、広島県尾道市から愛媛県今治市まで6つの島を結ぶ全長60キロの行程。向島入りして創業103年のパン店を訪問。名物のねじパンで腹ごしらえ。因島では、レア・スイーツのはっさく大福をパクつく。途中、所ジョージからもらった風防なしヘルメットのせいで涙目になった相葉は、メガネ屋に飛び込む。

「ご厚意でおっしゃってるんだから、断ったら失礼だよ」

   国民的アイドルにふさわしい1万5500円の高級サングラスを勧められるが、所持金8000円で断念。「半額に負けて!」とおねだりするほど面の皮は厚くなく、「風がしのげる」と自分を納得させながら、事務用メガネ(1200円)を購入。生口島のレモン農家では、農薬不使用で皮ごと食べられる酸っぱくないレモンを丸かじり。

   最後の大島で、牡蛎の養殖業者に遭遇。試食を勧められるが、残り時間は少なく、ゴールは19キロも先だ。「ご厚意でおっしゃってるんだから、断ったら失礼だよ」と相葉が押切り、島の裏手の養殖場へ。100万個に1個と言われる10年ものの特大牡蠣をごちそうになる。その後、絶品の牡蛎フライを誘われ、ゴールを目指すかどうかスタッフに迫られた相葉、迷うことなく牡蛎フライを選択した。4つ平らげたところで時間切れ。ゴールを目指すことなく、帰路を急ぐことに。

   本来なら、ゴールまでたどり着けなかった時点で企画失敗、放送中止になるところ。だが、会う人ごとに帽子を脱いで深々とお辞儀、自分から名乗って撮影の許可をもらう礼儀正しさと、気さくに話しかけすぐに打ち解ける人懐こい相葉のキャラが炸裂。人との出会いを第一に行動する相葉が、奇跡を何度も呼び寄せた。ツーリングというより、財布に優しい途中下車グルメ旅にタイトル変更したほうがいいかも。

   知央

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