秘書に対する暴言暴行疑惑が報じられた自民党の石崎徹衆議院議員(35)。暴言に対しては非を認めたものの、暴行については「乱暴な運転をする秘書には厳しく注意をすることがあるが、運転に支障があるような暴行を働くはずがありません」などと否定している。
これに対し被害届を出した元秘書はカメラの前で反論。暴行が行われたのは主に車の中で、信号が青に変わった瞬間に発進しないと怒り、黄色で止まると「なんで止まってるんだ」と殴る。パーテー会場の前に車を回さなかった時には連続で殴られたが、腕の動脈に当たったところは青あざになり、元秘書は証拠写真を撮っている。
他にもLINEでのバカ連呼や、インフルエンザで休んだ時に、罰金として20万円の月給が5万円に減らされたことなども明らかにしている。新潟県警は石崎議員に任意で事情を聴く方針だ。
不祥事を起こし離党する議員を集める真意は?
自民党の新潟県連は、石崎議員の離党勧告並びに除名を含む処分を党本部に要請している。これに対し石崎議員は「負けません。がんばります」と後援会会長に電話している。
こんな石崎議員だが、意外なところからラブコールが上がった。「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表が「離党されて議員辞職されないのであればぜひうちの党にと思っています」と歓迎の意を表したのだ。N国党は他にも北方領土戦争発言で日本維新の会を除名処分となった丸山穂高議員にも入党を打診、丸山氏は29日正午前、入党の意向をツイートした。
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「国会には院として、議員がふさわしいかどうか判断できる懲罰委員会を開く仕組みがある。丸山議員の時も結局開かれなかったが、僕は開くべきだと思う。どんな処分がでるかは国会次第だが、やるかやらないかは大違い。判断する時はちゃんとしないと、N国党がラブコールするといった話になる。(所属国会議員の数を増やすために)不祥事待ち。(集まる人は)どんな人になるのか」
文・みっちゃん