吉本興業の岡本昭彦社長(52)が22日(2019年7月)に会見し、所属芸人が反社会的勢力の宴会に出席した闇営業問題について謝罪した。
会見は5時間半と異例の長さだったが、記者からの質問に対し、岡本社長らが納得のいく回答はなかった。会見に出席した上路雪江レポーターは「とにかく長いというのが一番。長くなった理由はひとえに、準備不足。質問に答えられないんです。すごいと思ったのは、5時間半もかかって、結局真相は聞き出せなかった。ある意味、社長の作戦だったのではと思ってしまった」と話す。
本当に冗談だったなら「ただの面白くない人」
吉本の所属タレント、千原ジュニアも準備不足を指摘する。「やっぱり土曜日(宮迫博之と田村亮の会見)と比べてしまいますからね。単純に、30年間人前に出続けた人間とそうでない人間のスキルの差はあると思う。会見を開いたのが早すぎたと思います」と語った。
岡本社長は、「お前らテープ回してないやろうな」と言った点については「冗談と言いますか、和ませると言いますか...。(宮迫らからは)全く笑われることもなく」と話した。一般の感覚からするとあり得ないが、千原ジュニアはこれが本当に冗談だった可能性も捨てきれないと見ている。
「全員出て行かせて、『お前らテープ回してるんちゃうやろなー』っていうのは『緊張』に『緊張』。(本来なら)『緊張』に『緩和』で初めて笑いが生まれるものなので、本当に冗談だったとしたら、そこをはき違えた、ただただ面白くない人ですね」と言うのだ。
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト