吉本芸人の闇営業問題で急展開だ。一昨日(2019年7月20日)、都内で2時間半にも及ぶ謝罪会見を開いた宮迫博之(49)と田村亮(47)だが、涙を流しながら語った2人の口からは、次々と驚きの言葉が飛び出した。
フライデーの第一報は先月7日(2019年6月)。発売前に記事を見せられ、直撃取材を受けた宮迫は当初、「反社会的勢力なんて知り合いにおるわけない。掲載されるはずない」とタカをくくっていた。
「今さらギャラもらったはダメ。静観で行きましょう」
しかし、雑誌が発売されると事態は想像以上に大きくなっていった。ギャラの授受も問題となったが、受け取った金は年末に開いていた忘年会に充てていたことから「ギャラはもらってない」とツイッターに投稿した。
しかし、亮から「僕は50万円、宮迫さんは100万円。打ち上げ代に使ったといっても、宮迫さんはお釣りを受け取っていた」と言われたことから、雑誌発売翌日の8日、対応について吉本興業と話し合いを持つことになる。話し合いにはレイザーラモンHG(43)、ガリットチュウ福島善成(41)も合流。吉本側からは社員2名、弁護士2名が参加した。
そこで吉本側から発せられたのは「(ギャラの授受については)いまさら引っくり返せませんよ。静観でいきましょう」という驚きの言葉。宮迫らはこれに納得した。しかし、フライデーの続報で金銭授受が次々と明らかになっていく。24日にはパーティー参加の全員が急遽会社に呼ばれ、謹慎が告げられる。
亮さんは「記者会見をやらしてください。自分たちの口で、金額、経緯を伝えさせてください」と言った。しかし、岡本昭彦社長は、弁護士や社員全員を退室させ、「お前らテープ回してないやろな。亮、お前辞めて会見していいよ。でも、会見するなら全員クビ。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力があるんや」と恫喝、記者会見を止めたという。
その後、フライデーが金塊強奪犯と宮迫が一緒に写った写真を掲載することが明らかになったことで、吉本は7月18日、2人に引退か契約解消を迫る。吉本主導で19日に記者会見をセッティングするが、不信感を持った2人は自分たちで会見を開くことを決意。そして20日に会見が開かれた。