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参院選たけなわというのに・・・また自民党「魔の3回生」パワハラ被害届出された石崎徹

   参議院選もたけなわ。週刊文春が、候補者たちのスキャンダルが止まらないと書いているが、読んでみると、スキャンダルではなく、「お粗末」なだけのようである。

   週刊新潮には本物のスキャンダル議員が登場している。その名を石崎徹(35)という。新潟出身で、慶應大学から財務官僚になり、5年で退職して自民党の公募に応じ、2012年の総選挙に出馬して最年少で当選。現在3期目に入る。あの悪名高き「魔の3回生」の一人である。20代で結婚したが、すぐに別れて、今は独身だそうだ。

   イケメンで、セクハラ、二股は日常茶飯事で、「今は8人だ。1週間じゃ足りない」といっていると元秘書が語っている。今回は、セクハラに加えて、パワハラがひどいというお話。石崎より少し上の秘書を怒鳴るばかりではなく、車の運転にケチをつけ、肩を何度も殴ったそうである。件の秘書は、日頃の暴言に加えてこの仕打ちに堪忍袋の緒が切れて、病院へ行って診断書をもらい、6月頭に新潟県警に被害届を出したという。

   週刊新潮によれば、今国会で安倍首相が施政方針演説でパワハラ対策を明言して、5月には「パワハラ防止法」が成立したが、この石崎センセイも賛成の起立をしていたという。この人、同期の豊田真由子センセイの「このハゲー!!」大騒動を教訓にしていなかったらしい。

   パワハラを行使する時は、秘書が録音していないか確かめてからでないとやってはいけないが、これがかなり難しい。一度丸裸にでもしないといけないが、それがパワハラ、女性秘書ならばセクハラになってしまう。バカ、死ねは当たり前で、ノイローゼになった秘書が何人もいるそうだ。

   それでも週刊新潮のインタビューに、石崎議員は「これまでだって秘書に暴力など一度も振るったことはありませんよ。バカとか死ねとかの暴言もない」と完全否定している。

   当然、週刊新潮は、この音声をネットに流すだろうから、ウソはすぐばれる。新潟県警は関心をもって被害者とやりとりしているそうだ。この爆弾がさく裂すれば、参議院選で自民党に大きな影響が出るかもしれないが、警察は選挙中は動かないだろうな。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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