大人同士の解決と子供にとっての解決は別
司会の小倉智昭「子供の問題で、親がどこまで介入するのかという難しさがあるし、一方で、学校が見過ごしてるのと誰でも思いますよね」
教育評論家の石川幸夫さんは「誓約書は大人のもの。学校も謝罪して終わり。子供の気持ちにまで踏み込んでいないから、話が先に広がってしまうんです」という。
伊藤利尋キャスター「お父さんの心情は理解できますけどね」
小倉「でも、ツイッターでというのは、子供の弱さを知らせることになりはしないか。子供のためにどうなのかなあ」
為末大(アスリート)は「この子が何をしたらいいのかが一番大事な気がします。強制力がないのに、仲直りさせるって、大人の世界でも難しいですよ」
三浦瑠麗(社会学者)「どんな先生でも問題を解決できる仕組みが、必要なんだと思います。誓約書をとっても、孤立は変わってない。学校が官僚主義的に見えます」
石川さんは「しっかりと子供の話を聞く。事実を確認する。第三者に相談する。いじめられた子もいじめてる子も含めて対処しないといけない」というが、それができないからこうなっている。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト