「子どもに傘貸してくれた女性を探してます」父親がツイッター!福岡・糸島市で10日昼過ぎの夕立

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   「親切な持ち主を探しています」と、福岡県糸島市で父親が子どもに傘を貸してくれた女性を探していると、阿部祐二リポーターが伝えた。10日(2019年7月)午後2時半から3時ごろ、小学1年生の朱雀弦君(6)は下校途中に雨に降られ、雨宿りを繰り返しながら1・6キロ離れた自宅へ向かったが、ずぶぬれになってしゃがみこんでしまった。すると、通りかかった女性が駆け寄り、「風邪ひいちゃうから使って」と、開いた傘をわたして立ち去ったという。

   雨に気づいた母親の希さん(36)が迎えに出たときには、弦君は青と白の女性ものらしい傘を差してぽつんと立っていた。「(女性は)ママと同じぐらいの人で、駅の方へ走っていきよった」(弦君)という。弦君は顔もよく覚えてはいない。

   父親の伸吾さん(37)がその日のうちにツイッターで、「お礼をして、傘を返したい」と呼びかけた。「見つからなくても、感謝の気持ちだけは伝えたい」そうだ。

加藤浩次や松田丈志はずぶ濡れの子どもいても見て見ぬふり

   司会の加藤浩次「なかなかできることじゃない」

   松田丈志(元競泳日本代表)「本当にやさしい。自分ならできなかったと思う」

   キャスターの近藤春菜「見返りを求めず、損得抜きで。弦君は親切を返せる人になると思うな」

   宮崎哲弥(評論家)「ツイッターで発信できることが昔とちがう。善意の連鎖になるといい」

   いや、ひと昔前は、雨に濡れている子どもがいたら傘を貸してやるぐらい当たり前だった。北原白秋・中山晋平の童謡「あめふり」には、<あらあら あのこはずぶぬれだ やなぎのねかたでないている ピッチピッチチャップチャップランランラン

   かあさん ぼくのをかしましょか きみきみ このかささしたまえ ピッチピッチチャップチャップランランラン>という歌詞がある。

   「なかなかできることじゃない」なんて言っている加藤、「自分ならできなかった」なんて言っている松田は、見て見ぬふりをするというわけで、よっぽど冷たい大人だな。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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