11歳の男の子に熱湯を数回かける!母親の知人夫婦を逮捕 4年前の事件が今なぜ明らかに?

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   4年前に11歳の男の子に熱湯をかけてやけどをさせたとして母親の知人夫婦、東京都足立区の中鉢綾子容疑者(28)と博晶容疑者(34)がきのう15日(2019年7月)、傷害容疑で逮捕された。2015年8月に自宅で男の子に全治3カ月のやけどを負わせた疑いだ。2人とも容疑を認めている。今になってなぜ明らかになったのか。

一緒に住んでいる男の子になぜ熱湯をかけたのか?

   きっかけは7年前の2012年、男の子の母親と綾子容疑者がある修行サークルで出会ったことだ。これをきっかけに母子は中鉢夫婦が住む家に同居することになった。しかし、同居から3年たったごろから中鉢夫婦は男の子に数回にわたり、熱湯をかけるようになったという。

   親子は翌年、家を飛び出し、男の子は児童相談所に預けられた。母親は警察に「自分と息子が暴行を受けた」と相談したが当時、男の子は詳細を語らず、立件されなかった。

   それから4年、最近になって男の子は「ポットでお湯をかけられた」「数回もやられた」と話すようになった。警察は再捜査に乗り出し、事件は急展開した。

   男の子はなぜ、今になって真相を語り始めたのか。心理カウンセラーの山脇由貴子氏は2つの理由があるという。

   「1つは記憶が完全にふたをされて本当に本人が覚えていなかった。何かのきっかけで記憶が蘇って、わーっと話すようになることがあります。もうひとつは、子どもは『自分が悪いことをしたから、こんなひどいことされるんじゃないか』と思って、言ってはいけないという抑制がかかっている場合もあります。それが、そばに助けてくれる大人がいると話し始めるということもあります」

   司会の小倉智昭「同居していた夫婦が熱湯をかけるなんて、信じられない。やけどの痕が残っていたりしていないんだろうか」

   夫婦は熱湯をかけたわけは何だったのか、今後詳しく調べられていく予定だ。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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