今年(2019年)4月スタートの「陸海空 こんなところでヤバいバル」がたったの3か月で終了し、7月に開始されたのが、この「ヤバい話のHowMuch?~ヤバい法律相談~」だ。司会は引き続き「バイきんぐ」小峠英二と大石絵里だが、小峠は「ついにこんな時間帯まで追い込まれましたよ。深夜2時はもはや早朝です」と自虐全開である。
「ヤバいバル」は美女10人が10日間山の中でサバイバル生活を送り、10人で計10キロ太ることができれば全員に100万円を贈る、というような企画をやっていた。この美女たちとスタッフは続投だが、ロケ要素は一切なくなり、美女たちが過去に体験したヤバいエピソードから、それを法律的に訴えたらいくら取れるか、弁護士3人が算出するというスタジオトーク企画に様変わりした。
西野未姫が彼氏から受けた仕打ちは「慰謝料0円」
初回のテーマは「ダメ男のヤバい話」。元AKB48の西野未姫(20)がAKB卒業後に付き合った彼氏のことを相談した。4か月の交際でラブラブ期間は最初の2週間だけだったという。土日は「親にGPS付けられているから出かけられない」と普通のデートもなかったらしく、出演者から「それ本当に付き合っていたの?」とツッコまれる。
西野は「毎回夜11時集合、朝6時解散で会っていた」という。最年少19歳の井上咲楽に「その夜って、何をやっているんですか」と聞かれた西野は「色々と...大人の夜を」と濁す。
さらに付き合った経緯を聞かれ、「友達の紹介で告白されて、ベッドで『付き合おう』って言われたんですよ」と答える西野に、小峠が「セフレだろ、だから!ずっとセフレの話をしているだけだよ」とピシャリ。弁護士の1人から「何日くらい夜を過ごしましたか」と聞かれると、「7回とか。毎回そういう行為をしている訳じゃないんで」と洗いざらいさらけだす西野だった。ちなみに弁護士の見解は3人とも「0円」。
全体としては「ヤバい話」というよりは生々しいリアルな話のオンパレードで、これはこれで面白いかもしれない。今までのシリーズも「生々しさ」がウリだったし、企画の変貌ぶりというか迷走ぶりも、このシリーズの特徴が良くも悪くも引き継がれているといえるだろう。(7月3日深夜1:59放送)
鯖世傘晴