行き詰っていた短編映画の脚本が、なつ(広瀬すず)の提案によってようやく完成した。大沢麻子(貫地谷しほり)も原画の作業に取り掛かる。坂場一久(中川大志)は、新人の神地航也(染谷将太)を率いて絵コンテ制作を始める。
しかし、大沢は自分勝手にどんどん作業を進めてしまう神地の仕事のやり方にどうしても納得できない。
雪次郎も声優に初めて挑戦
なつの兄・咲太郎(岡田将生)は立ち上げた声優プロダクションで、外国の映画の吹き替えを請け負うとことになった。「海外のテレビ映画の吹き替えの仕事をとったぞ」と張り切る咲太郎に、下宿先のおでん屋「風車」の女将で、咲太郎が「かあちゃん」と呼ぶ亜矢美(山口智子)も、「やるじゃない」と嬉しそうだ。
その吹き替えには、役者の卵の雪次郎(山田裕貴)も参加するという。なつはその知らせにワクワクだ。
収録の日、咲太郎は劇団の看板俳優・亀山蘭子(鈴木杏樹)や緊張した面持ちの雪次郎がスタジオに入ってきた。初めての外国映画の吹き替えはうまくいくのか(NHK総合あさ8時)