おととい8日(2019年7月)、道路交通法違反(無免許運転)の疑いで、小学校の教頭先生が現行犯逮捕された。30年間も免許を取得しないまま車を運転していた。
千葉県柏市立柏第三小学校の岩倉貞実容疑者(52)は、病院からの帰宅途中に自宅近くで軽自動車を運転中、検問中の警察官に止められ無免許が発覚した。自宅から勤務先の小学校は直線距離で約1.2キロ、普段から車で通勤していた。「車がないと生活できない」と供述している。
校長は「聞いた瞬間にショックを受けました」。保護者も「とても驚きです」。岩倉の妻も「無免許だとは知りませんでした。まだ気持ちの整理がつきません」と驚く。
1989年に教師となり、去年(2018年)4月からいまの学校の教頭になった。評判は良く、保護者の1人は「剣道から習字、吹奏楽も教えてくれます。とてもやさしくて良い先生」といい、校長も「非常に丁寧に授業を行って、子どもからも評価をいただいています」と話す。
ずっと無事故・無違反の優秀運転手?
なぜ免許を取得しなかったのか。警察によると、免許歴を10年以上遡っても取得歴はなかった。大学生の頃、自動車教習所に通ったもののケガで挫折、教師になってもそのまま無免許で乗り続けたという。約30年間にわたり無免許だったわけだ。
司会の小倉智昭「免許更新もなかったんでしょうね」
リポーターの田中良幸「おそらく、事故も違反を何もなかったのだと思います」
30年間無事故・無違反の優秀運転手だったわけだ。
小倉「びくびくして運転していたのかしら」
深澤真紀(コラムニスト)「そもそも教員試験を取るのって、ものすごく大変です。その教員試験を取っていながら、運転免許を取らないというのは、ものすごくバランスが悪いと思う。不思議です」
デーブ・スペクター(放送プロデューサー)「もう1回やろうとすれば、できる人なのに。惜しいことでしたね」