毎年西日本襲う「7月豪雨」気象異変?今年は九州南部、去年は広島・兵庫、おととしも・・・

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   九州南部に記録的な大雨を降らせた梅雨前線は太平洋上に下がったが、まだ安心はできないという。司会の国分太一は「7月に豪雨が多いにはなぜなのでしょうか」と取り上げた。

   たしかに、最近は7月に大雨被害が集中している。去年(2018年)は広島・兵庫、おととし(2018年)は九州北部、14年は四国、12年は九州北部と頻発しているのだ。気象予報士の増田雅昭はこう解説した。

   「梅雨前線は南の暖かい空気常田の冷たい空気に挟まれて停滞するのですが、最近は南の暖かい空気の勢いが強く、湿った水蒸気をたっぷり含んだ風をどんどん送り込むんです。これが梅雨前線付近で上昇気流となり、分厚い雲を作って雨となって集中して降るんです」

   秋山千佳(ジャーナリスト)「ここ最近、たしかに7月に豪雨が多いという印象ですよね。広島に2年ほど住んでいたんですが、やはり大雨にあいました」

来週、再来週も大雨警戒

   今後も「豪雨」はあるのか。増田はこう警告する。「来週の10日水曜にまたまとまった雨雲が発生しそうで、これが翌木曜まで続くので、長い大雨になりそうです。さらにその次の週の14日から18日ぐらいまで九州南部に活発な雨雲が予想されています。まだまだ気が抜けません」

   梅雨明けは九州は今月末、関東はそれよりやや早く、20日に晴れマークがついているので、ここらあたりで空けるかもしれないという。

カズキ

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