公益社団法人・落語芸術協会(芸協)は27日(2019年6月)に総会・役員会を開き、春風亭昇太(59)を会長に決めた。会長は昨年7月に桂歌丸が死去してから空席となっていた。任期は2年。新副会長は昇太の指名で春風亭柳橋(63)が就いた。
昇太は就任のあいさつで、「新会長として思っているのは、花束とかをよくいただくんです。嬉しいんですけど、持って帰るのは大変。私が一番訴えたいことは、5000円の花束よりは3000円の祝儀。これを日本中に広めていきたい」と笑わせた。
想定していたよりも早く歌丸師匠から継いでしまった
日本テレビの人気演芸番組「笑点」の司会も歌丸の跡を継いでいるが、「『笑点』の司会も今回の会長も両方とも僕が想定していたよりも早く来てしまった」と語った。その「笑点」では昇太が会長となり、肩書きだけはいちばんエライということになってしまった。(テレビウォッチ編集部)