西日本に大雨をもたらして、熱帯低気圧から台風に「昇格」した3号は28日朝(2019年6月)の段階で関東の南にあったが、東京は日が差していて、雨雲の塊は鹿児島にある。鹿児島には土砂災害警戒情報が出ていた。
房総半島の突端、南房総市には笠井信輔アナがいたが、風もなく、雨も降っていない。穏やかな朝だ。気象予報士の天達武史はこんな解説をした。
「台風から離れたところに猛烈な雨が降り、台風が去っても『台風一過』の青空にはなりません。列島全体に雨雲のもとが充満している状態で、台風がポンプのような役割で、南の暖気を鹿児島に送り込んでいるんです」
突然の雷雨もありそう
大気は不安定で、雷雲はこのあと、西日本から東日本へとで移ってくるという。局地的な雷雨の予想される。
司会の小倉智昭「風の心配はない?」
天逹「突風はあるかもしれません。きのうも、台風から離れたところで竜巻かもしれない現象が起こっています」
岐阜市内では物置が吹き飛び、巨大な棚のようなものが転がっていた。
週末は雨模様の気温30度、湿度50%とジメジメが続きそうだ。