全国調査「7軒に1軒が空き家」売れない、壊せない、近所は迷惑・・・相続する方も困った!

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   全国の空き家がとうとう846万戸(2018年)に達した。「7軒に1軒が空き家です」と、森圭介アナが総務省データを取り上げた。

   東京都東村山市の1軒を大竹真リポーターが訪ねると、ゴミだらけで悪臭がすごい。公園と小学校に挟まれた50坪のコンクリート3階建てで、動物病院を兼ねた住居に1人で暮らしていた男性が2年前に亡くなり、兄弟2人が相続したという。

   門はさびつき、植木は茂り放題だ。1階の駐車場に家電や家具などが散乱し、2階はゴミだらけで「足を入れられません。臭いがすごい」(大竹)という状態だ。3階の壁や柱には焼け焦げた跡がある。かつてボヤ騒ぎがあり、そのまま放置されていたらしい。

ネズミやタヌキが出没し悪臭

   空き家相談を受けているNPOの上田真一さんは、「子がいないために、兄弟が相続するケースが増えています。扱いかねているうちに時間がたってしまうんです」と話す。

   司会の加藤浩次「近所は不安ですね」

   周辺住民は「窓を開けるといろんな臭いがする」「ネズミや猫、タヌキが出入りする」という。

   大竹「空き家を解体しても、地方ではその費用をほとんど回収できません。自治体としたら、税金を使って個人財産を解体したくはない。だから残ってしまいます」

   松田紀子(「レタスクラブ」編集長)「7軒に1軒はすごいですね。でも、今後ますます加速するんですよね」

   松田丈志(競泳元日本代表)「一方で土地や住宅を探している人もいるのだから、サイクルを何とか回さないともったいないですよ」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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