27日(2019年6月)からのポーランド、フィンランド公式訪問に先立ち、21日に秋篠宮ご夫妻の記者会見が行われた。秋篠宮さまは「訪れる国の人たちとの交流を深めることができればと思っております」。紀子さまも「国際親善は大切な仕事」と抱負を述べられた。
会見では、眞子さまの結婚見通しについても質問が出た。しかし、秋篠宮さまは「娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということは、私は分かりません」と述べられた。紀子さまも「殿下と同じでございます」と結婚問題についてのコメントを避けた。
小室ママの金銭トラブルに出口はあるのか?
眞子さまの結婚問題については、7か月ぶりのコメントだが、何も進展は見られなかった。
これに対する街の声は「これだけ問題になっているのに、家庭内で話が出ないのは不思議」「本当は話し合いをされているのではないか」「眞子さまは本音では相談したいのだと思う」など様々。
秋篠宮さまは、昨年(2018年)11月に「それ相応の対応をすべきだと思います。多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀を行うことはできません」と述べられている。
今回、この「それ相応の対応」について、秋篠宮さまは「それ相応の対応については、何かしているのではないかと思いますけど、具体的なことは存じません」と述べられた。
皇室ジャーナリストの山下晋司さん「進展はないと思います。(今年1月22日、小室さんは借金問題について解決済みとする文書を発表したが)それについて触れられていない。まったく評価しておられないのではないか」
石原良純(気象予報士、タレント)「私も中学生の娘がいるが、娘の結婚話を記者会見でするかというと、しないだろうし、この半年間で何が動いたかというと、動いてなさそう」
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「7か月前の会見の影響があまりにも大きかった。状況が変わってないなら何もいうことはない。(話を聞いていないというのは)穏当な発言ではないかと思う」
問題の根本には小室圭さんの母、佳代さんの金銭トラブルがある。佳代さんが元婚約者から受け取った約400万円の金銭が、贈与か貸借かという問題だ。
石原良純「解決というのは、お金を返すという話ではなくなっている。国民の納得というものが出てくる。ただの親子関係の問題ではない」
山口真由(米ニューヨーク州弁護士)「金銭トラブルには法的責任、道義的責任の2つの側面がある。今回は道義的責任の感情的なものなので、感情的和解をしてもらいたいということ」
男女の金銭問題に詳しい中川浩秀弁護士によると、婚約中の金銭のやりとりが後々トラブルに発展することは非常に多いという。基本的に貸した側が、貸したことを証明しなければいけないのだが、借用書がない場合が多いからだ。今回のケースも、元婚約者は弁護士に相談したが、借用書がないのが致命的で、弁護士も「相手の誠意に期待するしかない」と訴訟はあきらめている。
石原良純「婚約中は、借用書は取れないよね」
司会の羽鳥慎一「『相手の誠意に期待するしかない』ということは、返済しないということで誠意がないとみられてしまう」
気になる今後の展開だが、佳代さんの元婚約者は現在、話し合いを持とうと努力をしているそうだ。また、金銭問題は佳代さんとの間のものであり、圭氏との直接関係ないため、眞子さまとの結婚問題の障害となっているのであれば、心苦しいと語っているという。
はたして出口はあるのだろうか。
文・みっちゃん