<なつぞら>(第74話・6月25日放送)
芝居をやりたいと消えた雪次郎・・・行方を求めて十勝から「雪月」のとよばあちゃんたちが上京

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   新宿のレストラン「川村屋」で修業していた小畑雪次郎(山田裕貴)は、「芝居をやりたい」といって店を辞め、行方もわからなくなってしまった。そんなある朝、なつ(広瀬すず)が下宿しているおでん屋「風車」の部屋のカーテンを開けると、窓の下に懐かしい3人の姿があった。雪次郎の実家で、北海道・十勝の菓子店「雪月」のとよばあちゃん(高畑淳子)、雪次郎の父親の雪之助(安田顕)、母親の妙子(仙道敦子)だ。

   雪之助は雪次郎が芝居がやりたいといなくなってしまったのは、劇団の裏方をやっているなつの兄の咲太郎(岡田将生)の影響ではないかと考えてやって来たのだ。咲太郎も「風車」に下宿している。

問い詰められた咲太郎は意外なことを白状する

   なつが「風車」のカウンターに3人を招き入れたところに、女将の亜矢美(山口智子)と咲太郎が帰ってきた。

   雪之助「なっちゃん、雪次郎を知らない?」

   とよ「川村屋に行ったら、もういなくて」

   雪之助「なっちゃんなら、何か聞いているかと思って」

   なつと咲太郎は自分たちもわからないと答えるが、咲太郎の様子が何かおかしい。雪之助はそれを見逃さなかった。問い詰められた咲太郎は、雪次郎は自分が働く劇団に入って寝泊まりしていると白状した。

   咲太郎に案内されて雪次郎に会うやいなや、「お前は・・・」と雪之助はつかみかかろうとする。とよと妙子が「ちゃんと話を聞いてやらなきゃ」と制した。

   落ち着きを取り戻した3人に、雪次郎は自分の心の中を話し始めた。(NHK総合あさ8時放送)

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