刃物持ったまま逃走の実刑犯どこに潜伏?なぜこんな男が保釈になっていたのか

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   神奈川県愛川町できのう19日(2019年6月)、保釈中に傷害罪などで実刑が確定した小林誠受刑者(43)が収容の際に刃物を振り回して暴れ、横浜地検職員と警察官を振り切って車で逃走した。車は深夜に神奈川県厚木市の住宅街で見つかったが、小林は今も逃走中だ。

   小林は昨年9月(2018年)、窃盗、傷害、覚醒剤取締法違反などで実刑判決を受けたが控訴し、その後保釈されていた。今年1月に控訴は棄却され、2月に懲役3年8カ月の判決が確定したが、横浜地検は小林と接触できず収容していなかった。

懲役3年8カ月が確定してからも街中ウロウロ

   地検職員や警察官らは車を乗っ取って逃亡した小林の後を追ったが、渋滞などで見失い、さらに小林は刃物を持っているにもかかわらず、横浜地検が逃走を公表したのは3時間後と失態続きだ。

   警視庁の元刑事の吉川祐二氏は、実刑確定から収容まで4カ月以上が経過したことについて、「通常は考えられないですね。実刑が確定したら、1日も早く収容しなければなりません。軽く考えていたのかもしれません」と話す。

   高木美保(タレント)「いくつも疑問があります。逃走したことを思うと、保釈の判断は正しかったのかなとも思います」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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