「震度6」なぜ連続発生?東日本大震災で日本中の地下基盤岩が壊れた!

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   きのう18日(2019年6月)夜の山形・新潟地震は、日本海にあるユーラシアプレートと北アメリカプレートが互いに押し合うことで断層がずれる「逆断層型」だった。専門家は「ひずみが集中する場所で、起こるべくして起きた地震。今後も起きる可能性がある」と警鐘を鳴らしている。

   地震・火山研究の第一人者で武蔵野学院大学の島村英紀・特任教授によると、日本海には日本列島に沿うよう「日本海東縁ひずみ集中帯」があり、この帯に沿って、1964年に新潟地震、1983年に日本海集中部地震、1993年に北海道南西沖地震など、マグニチュード7クラスの地震が数十年おきに発生している。

   「この地域はたくさんの断層がありますが、今回は新しい断層が生まれたことによる地震だと思います。東日本大震災によって、日本中の地下にある基盤岩が壊れてしまいました。その影響がじわじわ出ている最中です。地震は今後も増えます」

関東大震災以来震度6以上ない南関東の無気味

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「僕が子どものころは震度5以上の地震なんてなかったけど、最近は2年おきぐらいに震度6ぐらいの地震が起きています。首都圏の大地震が気になりますよ」

   東京・麻布消防元署長の坂口隆夫氏「南関東では、大正時代の関東大震災以来、震度6以上の地震は起きていません。これがもし発生した場合は、全壊建物が61万棟、2万3000人が亡くなると予測されています。一番怖いのは火災です」

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「小学校の避難訓練で、仮設トイレの作り方などを学ぶのですが、首都圏ではみんなが避難所に入れないと言われているので、自分で生き延びることを考えなくてはいけません」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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