アニメーション映画の新作『わんぱく牛若丸』のキャラクター検討会に、なつ(広瀬すず)は出席した。なつが、育ての母親の柴田富士子(松嶋菜々子)をモデルに描いた常盤御前を提出すると、大沢麻子(貫地谷しほり)がその絵にダメ出しをした。なつは麻子の意見に納得できず2人は口論になった。
麻子「なにこれ?全然ダメじゃない」
なつ「どこがダメなんですか?」
麻子「見てわからないの。もうちょっといい絵を描くと思っていたのに」
なつ「どこがダメか、はっきり言ってくださいよ」
仲が描いた絵を見て、自分の足りないものに気づく
2人の口論がどんどん激化するのを心配した仲務(井浦新)と井戸原昇(小手伸也)が割って入り、自分にも常盤御前を描かせてほしいと提案した。
それからしばらくして、仲に呼び出されたなつと麻子は、1枚のキャラクターの絵を見せられた。それを見たなつは、はっと気づいた。自分の実力に足りないものがあると。
なつは、麻子に対して申し訳ない気持ちになり、素直に謝った。
なつ「すみません。自分のダメな点がはっきりわかりました」
麻子「別に謝らなくていいから、仕事をきっちりとやって」
そう言われたなつは、もっと漫画映画の勉強をしなければ!と再び筆をとり、必死になって絵を描き始めるのだった。(NHK総合あさ8時放送)