京都・西京区の閑静な住宅街で、大音量でギターをかき鳴らしていた53歳の男が、「静穏妨害」という珍しい罪名で逮捕された。昨年8月(2018年)から10回も警察の注意を受けたが、やめようとしなかった。
2階建ての一軒家に住んでいて、釈放された翌日もやはり大音量で弾いていた。どうやら「速弾き」の練習のようだ。近隣の住民の話では、揉めるのが怖いので注意できないでいるという。関西テレビの坂元龍斗アナがインターホンで取材を試みたが、聞こえないのか、無視なのか、応答はなかった。
きのう12日の夕方(2019年6月)、音楽はやんでいたが、リポーターの阿部悦子が訪ねたが、やはり応答はなかった。
警察は任意で捜査を進め、書類送検する方針だという。
30日未満の拘留または1000円以上1万円未満の科料
司会の小倉智昭は「若い頃、近隣から苦情がきたのを思い出します。ははは」「当時とはアンプのボリュームも違うし」というが、「でもハードロックって、下手だと音にならないんだけど、結構音になってるよね」とミュージシャンのグローバーに振った。
グローバー「好きな人にはいいです、聞きたくない人は腹が立つ。個人スタジオはいま安いですから、そういうところへ行ったらいいと思うんですけどね」
小倉「1時間700円から1000円くらいで、カラオケより安い」
ところで、「静穏妨害」とは公務員の制止を聞かずに、人の声や楽器、ラジオの音などを大音量で出して、近隣に迷惑をかける行為で、30日未満の拘留か、1000円以上1万円未満の科料が科せられる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト