「1200年の歴史を持つお寺でおさい銭を入れる方法が進化し、賛否の声があがっています」と司会の真矢ミキが、和歌山県紀の川市にある粉河寺のさい銭箱を話題にした。きのう12日(2019年6月)に岩永優樹リポーターが行ってみると、PayPayでスマホ決済できるようになっていた。
さい銭箱には100円、300円、500円、1000円の4種類のQRコードが表示してあり、スマホで読みとって支払うと「ペイペイ」と声が返ってきて、支払い完了となる。「しかも、3%のポイントつきです」(岩永)という。
参拝客からは「すごいですね」「小銭を出すのは面倒だから、キャッシュレスにするべきだ」の声が出ていた。ここでは現金とPayPayのどちらでもさい銭を収められる。
お寺側は「これで賽銭泥棒の被害なくなる」
「ビビット」が街で100人に聞くと、「キャッシュレスでも無礼にあたらない」「小銭を出さなくてすむ」などの賛成派が33人。「電子マネーは商売の感じがする」「小銭を入れる行為がいい」といった反対派が67人だった。
雑誌「宗教問題」の小川寛大編集長は「さい銭泥棒が多く、箱を壊されると修理費も書かかる」と、電子マネー化のメリットをあげる。警察庁の調べでは、2017年にさい銭泥棒は3385件も発生している。
眞鍋かをり(タレント)「昔はお米だった。時代によってよいのでは」
堀尾正明キャスター「ご利益が違う感じがするなあ」
テリー伊藤(プロデューサー)「1万円払いたい人はどうするの?」
司会の国分太一「何回もやるのではないですか。(ご利益は)ペイペイという声でなければいいかもしれませんね」
真矢「私は古い人間でダメだわ。情緒がほしい」
国分「気になる人は違うところに行けばいいんですよ」