視聴者の気になる疑問を解き明かす新コーナー「キニナルジャーナル」の第1弾は、SNSで若者に人気の「光ママって何者?」だった。渋谷に出没していると聞いて出かけると、動画に出てくるバレーボールのユニホーム姿の光ママと息子のひろちゃんがいた。
聞くと、お笑いコンビの「しゃかりき」の代役を頼まれ、無限大ホールというお笑い劇場に出演するためにやってきたという。そこで、「しゃかりきコンビ」を取材すると、出てきたのは光親子そっくりの2人。スタッフが「似ていませんか。同じ人物と思っていますが」と突っ込んでも、光ママは「いやいや、光ママは女性。怒られますよ」と逃げる。
舞台とネットを使い分ける二役にフォロワー殺到
しゃかりきコンビは吉本興業に所属していて、「しゃかりき光」と「しゃかりきおっくん」の2人組だ。テレビ出演の経験はなく、二人合わせた給料は7万2000円という下積み生活の真っ最中なのである。
そこで、苦肉の作で考えたのが、舞台とネットを使い分ける二役。しゃかりきコンビの下済み生活を見守ってきた光親子が、SNSを乗っ取ったという設定で、インスタグラムに動画を発信したところ、フォワローが殺到した。37万人以上に達している。渋谷に出没すると、「毎日見てますよ」「お母さんを思い出す」「分かる、分かる」と握手攻めになった。
下川美奈(日本テレビ解説委員)「ちゃんと、しゃかりきさんと光ママとの関係の設定をやっているんですね」
お笑い芸人の先輩である近藤春菜キャスター「見ているんですよ。この間もしゃかりきに会って、『見ているよ』と言おうとしたんですが、初対面で緊張し何も言えずもじもじしていましたね」