気軽に行けるトラウマケアの窓口の必要
司会の真矢ミキは、涙ぐみながら話した。「度合が違いすぎるのですが、私も母が心肺停止になり急に呼ばれ、未だに(救急車の)音がダメなんです。大人は経験豊かだし、症状が出ているとは思わないけれど、今、自分もそうだった(ケアが必要だった)んだな、と思いました」
山脇さん「大人は自分がしっかりしなきゃと思ってしまいますが、自分自身がケアを受けないと子どものケアもできない。カウンセリングや病院にハードルが高いと感じている人はたくさんいます。気軽に行けるトラウマケアの窓口を自治体が作れば、心の傷を抱えて苦しむ方が少なくなると思います」
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト