「40歳から64歳で6か月以上ひきこもっている人が61万3000人いるそうです」と、森圭介アナが内閣府の調査結果を伝えた。
ひきこもりを始めた年齢は、20代27・7%、30代8・5%、40代21・3%、50代19・1%、60代が17%にのぼった。
「他人事に終わらせず、親身に耳を傾けることが大切」
司会の加藤浩次「これは衝撃的ですね」
高橋真麻(フリーアナウンサー)「若いころからかと思っていた」
退職や人間関係から職場になじめないで家に閉じこもるケースが多いという。
前田裕二(動画配信サービス代表)「必要とされることがキーワードで、社会が彼を必要とする仕組みを作れるかがポイントです」
ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「生涯雇用が崩れた社会的縮図と見るべきで、社会とのアクセスをどう回復するかです」
加藤「父母はどうしたらいいの?」
全都道府県に「ひきこもり地域支援センター」があり、相談を受けたコーディネーターが施設を紹介してくれることになっている。しかし、支援スクールを運営する廣岡政幸さんは「実際には40歳以上の人に支援態勢が整っていない。相談に行ってもたらい回しにされてあきらめてしまう」と実状を指摘する。
水卜麻美アナ「東京都は15歳から34歳を対象にしていましたが、きのう(2019年6月3日)から35歳以上にも広げました」
「周りの人間にできることはないか」という加藤の問いに、廣岡さんは「他人事に終わらせず、親身に耳を傾けることが大切です」と強調していた。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト