きのう3日(2019年6月)午後6時半ごろ、大阪市此花区のスーパーの前で高齢者ドライバーの車が駐輪場に突っ込み子ども2人を含む4人がケガをした。運転していた増永弘明容疑者(80)が過失運転致傷容疑の現行犯で逮捕された。
現場には乗用車に巻き込まれた自転車が倒れ、チャイルドシートや子どものキックスケーターが散乱していた。車は駐輪場そばの支柱に激突、やっと止まった。ドアがへこみ、サイドミラーも破損し垂れ下がっていた。
前進、後進、ハンドル操作...すべてのミスが重なる
増永容疑者は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述しているが、それだけではないようだ。
キャスターの伊藤利尋が説明する。増永容疑者は1人で買い物に来たという。道路から左折して駐車場に入っていく。中に入り、空いているところにバックで止めようした。しかし、この時、ハンドル操作を間違えたのか、車は勢いよく真っ直ぐに後進した。入ってきた駐車場から出て、隣接の駐輪場にいた母親(28)、女の子(7)、男の子(2)と、歩道にいた別の女性(53)の4人をはねた。さらに、今度はまた前進して駐輪場そばの支柱にぶつかり停止した。
司会の小倉智昭「なんでこんなことになったのか。アクセル、ブレーキを間違えた? ハンドルの切り方を間違えた? 前進、後進を間違えた? 免許を持っていないんじゃないか」
伊藤「操作にかかわることをすべて誤ったということですね。かなり慌てた様子も見て取れます」
小倉「ただ単に、年齢のことではないような気がします」
古市憲寿(社会学者)「みんながみんな自動車を運転できる社会って、いいのかなと考え直す時期ですね」
本当の原因は何だったのか。それにしても、恐ろしい事故が続く。