川崎殺傷で志らく「一人で死んでくれよ」に一茂も玉川徹も反論!「感情論でコメントするな」

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   川崎市の19人殺傷事件は、犯人の岩崎隆一容疑者(51)の道連れ自殺だったようだが、落語家の立川志らくがTBS系の昼のワイドショー「ひるおび」で「死になら1人で死んでくれよ」とコメントし、波紋を広げている。ネットにも、「死ぬのは自己責任」「社会や人のせいにするな」「自分が幸せになる努力をしろ」「子供を巻き添えにするのはあり得ない」といった非難が目立つ。

   司会の羽鳥慎一「その通りなんですが、ただ、こんな提言をした人もいます」

   孤立者への支援活動をしているNPOの藤田孝典さんは、「非難をひかえてほしい」とよびかけた。こうした暴発行為の予備軍に一方的な非難が続くと、凶行を誘発する可能性があり、「手を差し伸べるメッセージが必要で、他者への言葉の発信や思いの伝え方に注意するべきです」という。

   教育評論家の尾木直樹さんも「1人で死ね的な発言は、人を絶望に追い込んで、事件を連鎖させる可能性がある」と語る。

孤立している人追い詰め凶行誘発

   これに対して、ネット上には「だったら、被害者は怒りをどこにぶつけたらいいのか」「上っつらのきれいごと」といった反論の反論もつづく。志らくも「なぜ悪魔の立場に立たなければいけないのか」と反発した。

   しかし、尾木氏らは岩崎を擁護しているわけではなく、同じように孤立し追い詰められている人たちは、「死ね」という言葉を自分への攻撃と受け取りかねないと危惧しているのだ。

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「誰でも発言は自由ですが、1人で死ねといのは、もう少し冷静になる必要があるのではないかな。死ねといったら終わりですよ」

   吉永みち子(エッセイスト)「『1人で死ね』は感情の言葉で、追い詰められた人をさらに追い詰める。絶望を増幅させるかもしれない」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「感情論とテレビでしゃべることは一線を引き、コメンテーターは一定の節度をもってやらなければいけない」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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