街中でも噛まれる「マダニ」注意!感染症SFTSは致死率2割・・・公園にもいるよ

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   博多大吉キャスター「アウトドアの季節、とくに気を付けたい虫についてお伝えします」

   春から秋にかけて活動が活発になる「マダニ」だ。大きさは3~4ミリほどで、草むらなどに生息し人や動物の血を吸って生きる。かみつくとくっ付いたまま10日間吸血を続け、人の命を脅かす感染症を媒介するおそれもある。

   徳島県に住む光山勀則さん(71)は、マダニにかまれ「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」を発症して18日間も入院した。

   SFTSは特効薬がなく、致死率は2割近い。「熱が出て、胃が悪い。吐きそうになる。唇と口の中がめくれる。ここで死ぬんだろうと思いました」(光山さん)

草むらに入ったら体についてないかチェック

   マダニは野山にいるとは限らない。都市だって危ない。2017年の広島県の調査では、街中の公園で多くのマダニが見つかった。マダニ媒介感染症を30年以上研究している医師の馬原文彦さんは、「マダニは野山に生息している昆虫ですが、だんだん人里に近づいてきて、身近なところに生息するようになってきました。草が生えているところにはマダニがいると考えていいと思います」と警告する。

   マダニは吸血するときにセメント状の物質を出し、時間が経つと皮膚にガッチリ食い込む。「24時間以内に見つけて、手で払えばそれだけで落ちることがあります。お風呂に入った時などに触れば、気が付けるかもしれません」(馬原医師)

   ゲストのマキタスポーツ(お笑い芸人)「以前、山の中で映画の撮影をした時、監督が下半身の一番大事なところをマダニにやられて手術したんですよ。監督はシャワーを浴びずに寝て、マダニが体をはい歩いて、一番柔らかいところを狙ってかんだんですね。それ以来、僕も山に入って戻ったら必ず体を洗うようにしています」

文   ピコ花子
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