「陛下は英語が大変お上手ですが、どこで勉強されたのでしょうか」。きのう27日(2019年5月)、天皇陛下と会話のときにトランプ大統領がこんな質問をした。
雅子さまは外交官として歴代首相の通訳をするなど、外交の場での英語力には定評があるが、陛下にも留学の経験がある。トランプ氏の質問には「イギリスで数か月、ホームスティし、オックスフォード大学に入学しました」と答えていた。
トランプ氏「陛下は英語が大変お上手ですが、どこで勉強を?」
皇太子時代には国連で英語のスピーチしたこともあるし、外国訪問では雅子さまとご一緒に現地の子どもたちと親しく話をされたりしている。今回、陛下は大統領と相撲観戦の話を、雅子さまはメラニア夫人と子育てなどの話をされていた。
ただ、これについて宮内庁からお願いがあったと赤荻歩アナが説明する。「お二人とも英語が堪能なので、半分くらいは通訳を介されなかったようですね。宮内庁関係者から『外交上の配慮もあるので、できれば通訳を使ってください』とあらかじめお願していたといいます」と語る。
皇室を取材している牧嶋博子(TBS解説・専門記者室長)が「通訳がないと、聞き間違いや誤解が生じた場合、問題があったりすることもあるので、通訳がいれば、周りの宮内庁の関係者も話がわかるし、報道陣にレクチャーすることもできます。ただ、英語はお得意なので、後ろに通訳がいましたけど...」と言ったところで、登戸事件の続報が入ったのだった。
一ツ石