きのう27日(2019年5月)も暑かった。東京で今年初の猛暑日になり、北海道東部は2日連続で猛暑日だった。「これでは人体や自然に大きな影響が出ます」と、司会の小倉智昭が呆れた顔で伝えた。
おととい26日の最高気温38・8度に続いて、きのうも35・8度に達した帯広市では、6月初旬まで見ごろのはずのチューリップ10万本が暑さと乾燥で枯れてしまい、「まるで畑にドライフラワーが咲いている状態」(地元の農園)となった。レールの変形を恐れて列車多数が運休した。
いま汗腺を鍛えておけば、夏に備えることができる
関東地方でも、東京都町田市で体育祭の練習をしていた生徒24人が熱中症にかかり、8人が病院に搬送された。埼玉県羽生市では、88歳女性が畑で倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認された。水戸市でも、40代女性がスーパー駐車場の車の中で意識不明で見つかり、死亡した。
気象予報士の天達武史は「5月の熱中症は危険です。あまりに急な暑さで体調管理ができません」と注意を呼びかけた。汗腺の準備ができていないため、夏より低い気温でも熱中症になりやすい。目に見えるほどの汗をかいたら、エアコンで冷やす必要がある。ただし、乾燥してきたら止めるか、適温に下げてほしいという。
山崎夕貴アナ「肌にジンワリがいいのですか?」
天達「しっとりするぐらいの温度設定がいいです。いま汗腺を鍛えておけば、夏に備えることができます」
小倉「鍛えるのは時間がかかりますよ」
きょう28日は気温がいったん下がるが、湿度は上がるそうで、エアコンの適正管理が重要だ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト