来日したトランプ米大統領はきのう26日(2019年5月)、両国国技館で大相撲を観戦、異例の警備態勢がしかれた。入口には「座布団等を投げるのは禁止行為です」のイラストつき大看板が出て、「退場のうえ、処罰されることもあります」と通告するチラシが配られた。入場客は金属探知機の検査を受け、場内の自動販売機は使用禁止に。
ゴルフを楽しんだ千葉県茂原市のカントリークラブでは、フェアウエーのまん中にヘリで降り立つ大統領を安倍首相が出迎え、自らカートを運転した。ゴルフ場周辺は、警察官がびっしりと固めた。
大相撲の華「座布団飛ばし」も処罰の対象
田中良幸リポーター「車を1台1台とめて、許可証と本人確認証を提示させています。沿道の建物にはどこも警察官がはりつき、山あいにも100メートル間隔で配置され、じっとこちらを見つめています」
パチンコ店やドラッグストアの前にまで警察官が立った。コース内には黒い幕が張られ、プレーの模様を撮ろうと脚立に上ったカメラマンは「ユー、ダウン」と米国の警備関係者に降ろされた。
柿崎明二(共同通信論説委員)「おもてなしがどんどんエスカレートしています。やっただけの成果を出して、貿易交渉だけでなく、日米地位協定の改定にも踏み込んでほしい」
司会の小倉智昭「ゴルフでどんな話をしたか、そこを知りたいね」
キャスターの伊藤利尋アナ「協力関係の再確認をしたともいわれています」
柿崎「協力ではなく、一方的な約束ではないだろうか」
海野素央(明治大学教授)「トランプ大統領は支持者には日本に行って取引してきたと必ず言いますよ」
あっちゃん