あす24日(2019年5月)から週末にかけては、全国的に真夏日、猛暑日が予想されているが、環境省は「男性も日傘を」と呼びかけている。原田義昭環境相は「なかなか男性には日傘の文化が伝わっておりませんが、日傘の活用を呼びかけたい」と日傘をさして見せた。全国のデパートと協力して、男性向けのキャンペーンをするのだという。
消防庁によると、熱中症による救急搬送(6~9月)は、例年は4~5万人だったが、昨年は9万2710人と急増した。入院患者数をみると、72.4%が男性で、女性が少ないのは日傘効果らしい。環境省の実験でも、猛暑日に約1キロ歩いたときの汗の量は、クールビズに日傘だと、スーツの場合より20%も少なかった。
デパート装身具売り場にはお洒落な男性用
都内のデパートの男性装身具売り場の一角に、折りたたみ傘や長い傘が並んでいた。雨傘と変わらないように見えるが、縞模様があったり、色もネービーだったりとオシャレだ。父の日のプレゼントも多くなっているという。
街で50人の男性に聞いてみると、「抵抗がある」というのが29人だった。「男だから日焼けしてもいいかなと」。いやそうじゃない、熱中症対策ですよ。
熱中症で全国ワースト4位の埼玉県では、「日傘男子広め隊」というタスキをかけた男性が日傘をさして歩いていた。県庁職員で、100人が通勤でデモしてみせるほか、体験イベントをしているという。参加者も「初めは煩わしかったが、暑さが危険なレベルになったので」と抵抗感はなったという。
差してみた司会の国分太一は「軽いです」
ファブリックカーボンを使った超軽量で、たったの85グラム。きゅうり1本分だとか。雨でも大丈夫という。
テリー伊藤(演出家)「スマホ持ってると両手が使えない」
国分「スマホをやめましょうよ」
テリー「カバンも持つし」
気象予報士の増田雅昭によると、今週末は各地で4日連続の30度超えになりそう。